発信する声

発信する声

かもがわCブックス9

著 者

澤地 久枝

ISBN

978-4-7803-0071-0 C0395

判 型

四六判上製

ページ数

240頁

発行年月日

2007年02月

価 格

定価(本体価格1,700円+税)

ジャンル

かもがわCブックス

声を発しなければ希望は持てない!
“昭和の語り部”と言われる著者の論集。戦争を生き、抵抗し、告発する人々を描き出し、憲法九条を守ろうという声の広がりを伝える。

まえがき
1 戦争の証言者たち
2 トルストイの涙
3 発信する声
あとがき

投稿者:女性・71歳
評価:☆☆☆
9歳で戦争が終わった。子や孫に伝えていこう戦争はよくないということを。
 
投稿者:女性・76歳
評価:☆☆☆☆
澤地氏の思いと情熱に頭がさがる。この国のために、いつまでも書き続けてほしい。ご健康とご健闘を祈ってます。
 
投稿者:女性・73歳
評価:☆☆☆☆☆
尊敬する澤地久枝さんの本を手にすることができただけでも感激です。いつも反戦の意志を持って勇気づけられます。私も一生反戦の立場の人間でいたいと思いました。北御門さんとの対話も胸を打つものがありました。澤地さんのご健康を祈ってます。
 
投稿者:男性・75歳
評価:☆☆☆☆☆
こんな時代だからこそ「発信する声」を届けて下さい。しっかり受け止めることが読者としての責任です。とっくに憲法のこと、改正、改憲に対抗して改悪ではなく、言葉の正しい意味の廃棄には肯定できます。さらなる応援歌をと願っています。お元気でご活躍下さい。

澤地 久枝
1930年、東京生まれ。幼少期に父の仕事の関係から中国東北部(満州)へ渡り、そこで敗戦を迎える。18歳のとき、中央公論社に就職。そのかたわら、早 稲田大学第に文学部国文科を卒業。10年ほどの編集生活の後に、五味川純平氏の資料助手として『戦争と人間』の執筆を助ける。1972年に、『妻たちの 二・二六事件』を出版し、本格的な執筆活動に入る。事件の当事者たちからの聞き取り調査に基づく実証的な著述は、「昭和の語り部」としての独自な歴史ド キュメンタリーの世界を構築している。

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