宿題なんかこわくない

宿題なんかこわくない

発達障害児の学習支援

著 者

塚本 章人

ISBN

978-4-7803-0729-0 C0037

判 型

A5判

ページ数

112頁

発行年月日

2014年10月

価 格

定価(本体価格1,300円+税)

ジャンル

障害児教育・保育・療育

この世から宿題がなくなったら、子どもも親もどんなに楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
集団が苦手な子どもたちにとって、学校はストレスが多い場所。追い討ちをかけるのが宿題です。
宿題で追いつめられ、勉強が嫌いになっては困ります。音読・漢字・算数の「よい宿題」を提案、発達障害児の学習支援を語ります。

第1章 宿題なんかこわくない
(1)宿題は誰のためのもの?
(2)漢字の宿題
(3)計算の宿題
(4)音読の宿題
(5)良い宿題の条件
第2章 がんばらなくていいよ〈発達障害の子どもたち〉
(1)あきらめなくていいよ〈学習障害(LD)的な傾向の子どもたち〉
(2)ぼちぼちいこか〈注意欠陥・多動性(ADHD)的な傾向の子どもたち〉
(3)悩まないでね〈高機能自閉症・アスペルガー(PDD)的傾向の子どもたち〉
第3章 学校とのつきあい方
 ◎1年生になったら?
 ◎「勉強しなさい!」と言う前に
 ◎苦手の克服より、得意なことを伸ばしてやろう
 ◎さまざまなトラブルや課題とつきあうために
 ◎これからの学校

投稿者:女性・60歳・主婦
評価:☆☆☆☆
これまでの宿題の教え方を後悔してます。これからほっとできる環境作りに心がけます。

「宿題」に追われるのは、子どもだけではありません。親にとってもかなりのストレスです。「全部やる」ことにこだわりがある子どもたちを追い込まず、学びの成果のある宿題を提案。親子共々ラクになる学習の手引きです。

塚本 章人
京都市でながく小学校の教員をつとめる。現在は、NPO福祉広場が主宰する、発達障害児のための放課後事業「勉強ひろば」で子どもたちの指導に当たっている。