昨日から東京、一週間も滞在

2014年12月19日

 ということです。いろんな仕事があります。

 まず、来年の3.11に向けて出す本のこと。1月に、以前お知らせした『国と東電の罪を問う 私にとっての福島原発訴訟』(井上淳一、蓮池透、堀潤、松竹伸幸、「「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団」/著)がありますが、それ以外にも、2月に出す本がふたつ。

 ひとつは、『文化面から捉えた東日本大震災の教訓』(木下達文/著)です。震災直後から開始された文化面での被災情報や再建のためのネットワークづくりの実態や課題、地域ごとの文化施設の被災状況や再建のための課題、高台移転とその障害となる埋蔵文化財など分野ごとの課題、大地震にも強い竪穴式住居など古来からの知恵を活かした「住まう文化」の提唱など、包括的に分析を加えたものです。値段も高くなると思いますが、関係者必読文献です。

 もうひとつは、『福島のおコメは安全ですが、食べてくれなくても結構です』。びっくりしましたか。福島の農民の闘いを描いた本です。このタイトル、意表をつくためにわざとつけたのではなく、まさにその農民の考え方と実践をストレートに表現したものなんです。詳しくは、今後書いていきますが、福島のおコメは安全かどうかの議論、放射能問題での世論の分裂に、大きな一石を投じることになると思います。

 その著者に会ったり、話を聞いたり、いろいろしています。

 それ以外に、『安倍首相から「日本」を取り戻せ』の著者・泥憲和さんの出版記念講演会。これまで神戸、京都、大阪と開かれてきましたが、東京でも開かれます。

 東京での講演会、すごいメンツです。池田香代子さん、伊藤真さん、柳澤協二さんが来られて、あいさつをされます。最初に出した本で、こんなに注目されるなんて、すごいですよね。

 22日(月)の午後6時半、高田馬場駅早稲田口より1分の伊藤塾が会場です。東京周辺の方は、是非、お越しください。もちろん、泥さん、車いすから松葉杖まで回復し、参加されます。

 その他、いろいろ。慰安婦問題での本について某大手出版社との打合せとか、個人的な用事もあります。東京は寒いです。全国もかな。

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