ホントは忙しかった今週

2015年3月27日

 ブログで3回連続で書評を書いたりして、今週はヒマなのねと思われたかもしれない。他の出版社の本を書評したわけだしね。

 だけど、ホントはすごく忙しかったんです。前半は福島に行っていたし、後半は大阪を2回も訪ねたし。

 福島は、『「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟』関連です。24日に裁判があったのですが、その前日に行って、弁護団の方に、翌日の裁判で争点になることなどについて事前レクを受けていました。

 いやあ、裁判って、一つひとつが「激突」なんですね。争っている内容についても、国と東電がどうでてくるかを想定し、念入りに準備がされるわけですが、裁判官の人事などをめぐっても、いろいろな「激突」があったりして、裁判に関わっているものとして、身の引き締まる思いでした。

 翌日は朝から裁判が行われましたが、私は、裁判の傍聴に入れない何百人のために用意した講演会が担当です。というか、講師の浜矩子さんの担当。裁判の状況を説明したり、今後も続く講演会をまとめて本にする打合せをしたり、その他その他。

 12時30分から原告団の集会がやられましたが、浜さんはそこで挨拶し、裁判所まで一緒にデモ行進もしてくれました。ありがとうございます。

 講演は、テーマが「原発再稼働で日本経済はよくならない」。浜さんの講演を聴くのは初めてなんですが、いや中身も話し方も、聴衆をすごく惹きつけるものでした。経済とはそもそも何のためにあるのかという問いかけでしたが、いま日本経済を論じるときは、こういう視点が不可欠ですよね。今後、白井聡さん、藻谷浩介さん等々と講演が続き、それらがまとめて本になる予定ですので(来年の3.11あたりに)、乞うご期待です。

 この日、夕方まで福島にいたんですが、講演が終わったら、すぐに東京へ。そして京都へと帰ってきました。翌日朝から会社の会議があったもので。

 そして夜は大阪へ。6月20日(土)に開催される「自衛隊を活かす会」の関西企画のために、いろんな方々が「成功させる会」をつくってくれたのです。

 「活かす会」の趣旨を説明し、企画に向けたチラシについてご意見を頂き、いろいろ議論してきました。600名の会場ですが、一杯になるかなあ。

 「成功させる会」の代表としてお名前を出してくださるのは、以下の方々です。梅田章二(大阪中央法律事務所)、小笠原伸児(京都法律事務所)、羽柴修(中神戸法律事務所)。よろしくお願いします。

記事のコメントは現在受け付けておりません。
ご意見・ご感想はこちらからお願いします

コメント