連載はお休み。本日にお知らせしなければならないことがあるので。
一つは、27日の午後6時30分より開催される講演会です。弊社から『福島のおコメは安全ですが、食べてくれなくて結構です』という本が出ていますが、その主人公である三浦広志さんのお話を伺います。主催者市民社会フォーラムで、弊社は協賛ということになっています。阪急十三駅から徒歩4分のシアターセブンが会場です。
三浦さんのお話はこれまで何度も伺いました。毎年、3.11に福島に行くたびに、そこでお話しされたので。まあ、とにかく笑えます。元気が出ます。なぜかというと、先の展望が見えてくるからです。今回のお話のテーマが「都会を離れて福島に住もう」となっていますが、きっとその気になる人が続出すると思いますよ。私は本を売りに行きます。
もう一つは、その前日、すなわち明日26日ですが、私の講演会が開かれるのはすでにご紹介しました。「トランプ大統領と日本会議にどう立ち向かうか」というタイトルは、たまたまその主題の本を連続的に出したから、片方だけの話ではダメだと思ってつけたんですが、よく考えたらこの二つを一つのまとまりでお話しするって、そう簡単ではないんですね。で、悩んだ末に、以下のレジメをつくりました。どうぞご参加下さい。これも午後6時30分より、二条城の北側にある京都社会福祉会館が会場です。
はじめに
一、「脱真実(post-truth)」の時代に
1、「日本会議」の台頭とその背景
2、世界的な右派の台頭とその背景
3、中にひそむ「真実」が心を捉える
二、対立構図を変えた護憲運動に学んで
1、専守防衛VS非武装中立は終わった
2、改憲派の分裂を護憲派が正確に捉えた
3、異なる立場同士のリスペクトが力に
三、歴史認識の対立構図を変える──戦後補償を例に
1、煽った上にウィングを左に伸ばす安倍政権
2、「ドイツは善で日本は悪」の構図は不正確
3、それでも被害者への責任は残る日本
四、日米安保の対立構図を変える
1、対米従属の原因はいろいろあるけれど
2、核抑止力への依存が決定的な問題だ
3、野党連合政権の防衛政策がカギになる
おわりに
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