続・9条と自衛隊の共存を考える6月

2018年5月25日

 金正恩さんって、トランプさんのことを、これまでのアメリカ大統領と同じだと思っていたんでしょうね。ゆさぶりをかけたら少しは気にしてもらえるのではないかと。過敏に反応して過剰に行動する点で、自分と似ていると思えなかったんでしょうか。まあ、非核化と金一族支配体制維持のジレンマがどういう経過を経るのであれ解決していく(平和的にか暴力的にかは分かりませんが)長い過程の始まりということで、冷静に見ていきましょう。

 ということで、6月の3つめの企画です。主催はみやぎ弁護士9条の会。6月23日(土)の午後2時からです。

講演会チラシ最終版(2018・6・23)

 テーマは「緊急座談会「自衛隊と憲法」」ですって。「9条に「自衛隊」を書き込むことが議論されているのに、その当事者の話を聞かずに判断できるのでしょうか!?」と挑発的なコピー。

 私以外は超大物です。おなじみの柳澤協二さんと林吉永さん。林さんは元空将補。現在は柳澤さんが理事長を務める国際地政学研究所の事務局長をしておられます。この研究所、ホームページを見ていただければ分かりますが、顧問には石破茂さん、長島昭久さん、斉藤鉄夫さん、海江田万里さんなどそうそうたるメンバーが名を連ねています。それを取り仕切っている林さんがどんなご発言をするのか、興味津々ですね。

 なぜか私のメッセージがチラシに載っています。

 「自衛官の気持ちを心底から理解した上で護憲論が展開できれば、多くの国民の心に響くものになるのではないでしょうか。違憲論と使命感の狭間で自衛官が感じてきた苦悩、自衛隊が認められることへの期待と再び国民のなかで分断が生まれることへの躊躇、護憲だと現状のままだが加憲でも「何も変わらない」とされる違和感。じっくりとお話を伺い、議論しませんか。」

 米朝首脳会談の結果を踏まえ、7月に3冊の本を出す予定にしていました。会談が中止ということで影響は少なくありません。著者と連絡を取るため、朝からバタバタしています。予定通り出すメドをつけたところです。

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