『米朝首脳会談後の世界』

2018年7月26日

 サブタイトルは「北朝鮮の核・ミサイル問題にどう臨むか」。いよいよ明日発売です。アマゾンは明後日ですが、予約は受け付けているので購入できます。

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 首脳会談が6月12日でしたからね。一か月で本になったということです。月刊誌の世界みたい。

 「粗製濫造」を心配する声もあるかもしれませんが、ご心配ありません。入念につくられた本です。

 もともと、この問題の第一人者ばかりを集めて、昨年のクリスマスにシンポジウムを開いたわけで、最初の水準が高いんです。安全保障と防衛の現場の第一人者、核問題の第一人者、北朝鮮経済の第一人者が揃っているのです。

 それを本にする過程で、米朝首脳会談が決まりました。誰も予想しなかった会談が実現したわけですから、それ以前の議論なんて役に立たないだろうと言う人がいるかもしれません。

 だけど、著者の4人は、問題の平和的解決を願ってきた人ばかりです。だから、平和的解決で合意したことは喜ぶことではあれ、「予想が覆った」というものではありません。

 しかも、4人誰もが、90年代以降の北朝鮮核問題と第一線で関わってきた人ばかりであり、問題のむずかしさも熟知しているのです。首脳会談で合意があったからといって、舞い上がって冷静な分析をできなくなるような著者ではありません。

 是非、手にとってご覧ください。損はさせません。

 このテーマは連打するつもりです。次の本の著者人は、普通のことでは驚かないような人でも、「あっ!!」と驚くでしょう。お楽しみに。

 ところで、京都は暑いんです。写真を見てください。弊社の編集部というのは、管理部門や営業部門と異なり、建て増ししたところにあって、日光が直撃するんです。朝に出勤したとき、すでに38度くらいになっていて、一日冷房をかけ続けても、見ていただけば分かるように、34度とか35度の線で推移します。まあ、外に面している壁の部分だからであって、部屋の中心部はもっと下がりますけれど、だからこそその落差が体を直撃する感じです。

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 ということで、私は本日から、「涼しくなった」と言われる東京へ。京都の編集部のみなさん、ゴメンナサイね。

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