出版界の片隅で

2018年9月19日

 広島に来ています。大学一年の時に原水爆禁止世界大会に参加して以来、学生の頃は七年間毎年参加したし、その後もほとんど広島か長崎には毎年行っていました。出版社に入ってからも欠かしたことはありません。ところが今年、あまりの忙しさに、とうとうパスしてしまったんですね。

 偶然、これまでつながりのなかった方から本をつくりたいとご相談があり、「これを逃しては今年一度も行けない」と思って、やってきた次第です。良かった。

 被爆者の相談にずっとのってきたソーシャルワーカーのグループです。原水禁運動も被爆者団体も分裂するなかで、どちらとも関係をもち、被爆者の相談にのってきた方々。どちらからも、「あなたたちは、「あちら側ですよね」」と言われながら。

 来年夏に出版予定。いつも8月6日、9日を前にして本が必ずできあがるのですから、不思議ですよね。

 本日は、仕事が終わったあと、恒例行事。原爆資料館経由で、慰霊碑と原爆ドームをまわってきました。

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 資料館の売店では、新顔が登場してました。「この世界の片隅に」のお菓子。マンガも映画もテレビも良かったから、売れていることでしょう。

 それで、全然関係ないんですけど、私が編集長職を降りたとして、個人で開設するブログの名前、それをパクりました。

 本日のブログのタイトルですよ。「出版界の片隅で」。どうかなあ。暴言を吐いているようで、実は気の弱くおとなしい素顔が出ていないかなあ。

 サブタイトルが大事かな。「超左翼おじさん・最後の挑戦」。これだと悲壮かなあ。超左翼おじさんの再挑戦」。ううん。おとなしく「超左翼おじさの挑戦」かな。

 明日は一週間ぶりの本社出勤。いろいろたまっています。

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