突然のお知らせです(うすうす気づいておられた方もいるでしょうが)。昨日、弊社の株主総会が開かれ、私の希望通り、編集長を退任することを承諾して頂きました。
このブログは、タイトルが示すように、「編集長」の冒険でして、編集長でないものが続けるわけにはいきません。ということで、本日が最後の記事です(この5年半の記事はホームページのどこかにアーカイブとして残るはずです)。
12年前にかもがわ出版に入社し、初めて編集の仕事をやってみて、いろいろ勉強になりました。大手出版社と異なり、「売れる本をつくらないと会社が傾く」という因果関係が明確なものですから、「何が読者に支持されるのか」に敏感になりました。とはいえ、理念を曲げてはいけないわけですから、その間で揺れ動き、考えさせられることが多かったです。
編集長を退任したからといっても、私の社会活動が終わるわけではありません。引き続き編集主幹として本も少しは刊行していきます。いよいよ憲法改正が大きな問題として浮上してきますし、日本の政治をどうしていくかも問われてきまから、これからが正念場です。
ということですので、ブログは別の場所で続けることにしました。どこかで聞いたことのある「超左翼おじさんの挑戦」です。これからはそこでお会いしましょう。
では、編集長としては、さようなら、です。長い間、ありがとうございました。
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