すっごく感動した「音楽のつどい」

2014年3月10日

 昨日、「福島で子育て中の家族集まれ! 音楽のつどい」でした。すっごく感動しました。

 第一部、ZABADAKの歌が、まずすごかった。小峰さんの歌、心にしみいります。会場一番のりは、千葉から来られたファンの方だということで、人気の強さの秘密を垣間見た感じでした。7日には京都講演をやったばかりで、8日の日、一日かけて福島まで車で強行軍。ありがとうございました。

 最二部、『あの日からずっと、福島・渡利で子育てしてきました』の著者である佐藤秀樹・晃子ご夫妻に池田香代子さんがつっこむ企画、感動的でした。最後の方で、晃子さんが、子どものために反原発というスローガンに覚える違和感を指摘されたことは、とっても響きました。この本があり、さくら保育園があり、わたり病院があることで、もしかしたら「渡利」をキーワードにして反転攻勢に挑む運動とか、本とかが可能になるかもしれません。

 第三部のジャズヒケシ。突然、私が、安斎育郎先生を迎えたトークの司会をすることに。伊勢﨑賢治さんと福島高校ジャズ研究部の音楽の方は、出演者も参加者もとっても楽しんだ企画になりました。途中、菊地誠さんのテルミン友情出演があり、それにZABADAKの小峰さんが「蘇州夜曲」で加わって、ジャズとの共演、こんな取り合わせは歴史上初でしょ。ジャズ研の創設者でテレビユー福島の大森真報道局長もアルトサックスで飛び入りしたりして、ホント、やってよかったと思える企画になりました。

 本日、これから浜通りです。飯舘村、浪江町などに入り、福島第一原発が見える場所まで行ってきます。ネット環境はどうなるでしょうかね。

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