『13歳からの領土問題』は10月はじめ

2014年8月8日

 14年ほど前から本を書き始め、当初は年1冊ペースでしたが、昨年は平凡社新書から2冊になりました。今年は、自分の出版社から2冊です。2冊目がこれです。『13歳からの領土問題』。

チラシ13歳からの領土問題

 これ、「13歳からの…」シリーズなんです。これまで、『13歳からの平和教室』(浅井基文)、『13歳からのテロ問題』(加藤朗)、『13歳からの拉致問題』(蓮池透)と出してきました。

 来年は、これにふたつが加わる予定。『13歳からの税金教室』、『13歳からの日本国憲法』です。そうなったら、合計6冊にもなるから、セットにして学校に本格的に販売できるようになると思います。司書のみなさん、その際はよろしくお願いします。

 『13歳からの領土問題』は、もともと、学校図書館向けに発行した『領土を考える』(上中下)をベースにしています。これは、私が原稿を書いて、塚本孝先生に監修をしていただいたものです。

 塚本先生は、現在は東海大学で国際法を教えておられますが、数年前までは国会図書館で研究職をしておられました。外交防衛課長とかね。とりわけ領土問題、そのなかでも竹島問題では、日本の最高権威だと思います。

 その先生の監修を受ける過程で、自分の領土問題の知識の不正確なところとか、考えの浅いとことかを教えてもらい、すごく勉強になったんです。『13歳からの領土問題』には、だから、中学生や高校生が領土問題を学ぶうえで、間違えのない知識がぎっしりとつまっています。

 同時に、その領土問題に興味をもてるよう、事例とか豆知識的なこととか、いっぱい工夫しました。来月頃、この本、読者プレゼントも実施しますので、楽しみにしてお待ちください。中学生、高校生のお子さんがいる人に限定かな。

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