明日から東京、福島

2016年10月4日

 台風のため、本日の夜に移動しようかと思いましたが、明日の朝でも大丈夫そうですね。ということで、明日からは、時間刻みのスケジュールです。

 明日は、午後1時過ぎに東京事務所に到着し、いろいろな雑務。2時からは、工藤晃さんの本『マルクス「資本論」の見地で21世紀の資本主義を考える』の編集会議です。いよいよ大詰めを迎えていて、気が抜けません。

 午後4時にはJR国立駅へ。隣接の喫茶店で、一橋大学の名誉教授をしておられる哲学の先生とお会いします。私も、この大学で、いちおう哲学のゼミに籍を置いていたんですよ。あくまで「いちおう」ですが。仕事は中国の哲学者の翻訳本を出すこと。さて、どうなることやら。

 午後5時は、近くにある学校図書館向けの本のプロダクションにお邪魔します。先日、講座「世界と日本の歴史」の話を書きましたが、もともと高校教科書に世界史と日本史の区別がなくなるという話なので、じゃあ学校図書館向けの本はどうなるのだろうというご相談です。夜、遅くなりそうです。

 翌日午前は東京事務所の会議。いつも詰めた議論になるので、おそらく午後2時頃までかかります。

 それが終わったら福島へ。いつもの「生業訴訟」関係の仕事と、もう一つです。

 「生業訴訟」は、来年3月の結審に向け、国と東電の責任を明らかにするため、さらに頑張り度が強まっています。今回の裁判の日の講演会は、仲里利信衆議院議員をお迎えします。言わずと知れた、元自民党県会議長ですよね。仲里さんは、午前中にいわき市に入り、弁護団の案内で、浪江町などを通って北上し、福島市に入られます。その仲里さんをお迎えし、夜、翌日の裁判の見通しなどをマスコミの記者に説明する会があるので、お連れするのです。

 同時に私は、あるお医者さんに会いに行きます。『広島の被爆と福島の被曝』という本をどうしても書いてもらいたいという「説得活動」です。

 それで、その翌日、生業訴訟の本番です。朝から裁判があって、昼休みに裁判所前の集会、デモ行進があり、仲里さんの講演会に突入するんです。レジメを見せていただきましたが、沖縄の闘いがリアルに語られるでしょう。福島と沖縄の連帯へ、大きな一歩です。

 この講演会、結審に向けて、元総理大臣の登場も予定しています。頑張らなくちゃ。頑張りすぎて倒れないようにしないとね。

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