公明党も加えなくっちゃ

2018年8月24日

 昨日の自民党元幹事長との会談は成功裏に終わりました。乞うご期待です。

 ところで、砂防会館に向かう途中、この本の帯で誰に推薦文を書いてもらうか、真剣に考えました。そこで思いついたのは、公明党の方に書いてもらうことです。

 公明党が安倍さんの加憲案にどういう態度を取るのか、まだ定まっていません。悩んでいることでしょうね。

 でも、最終的に加憲案にどういう態度をとるのであれ、親しい自民党元幹部の本に推薦文を寄せるなら、「付き合い」の範囲内で申し開きできますよね。しかし同時に、自民党と公明党の幹部がそろって護憲の本を書き、推薦文を寄せるということは、すごく意味のある行為に映ることでしょう。加憲を進めると、与党の内部に亀裂が生まれるよ、それでも強行するのかという。 

 ま、どうなるか分かりませんが、やってみる価値はありますね。その公明党の幹部は、私のこともよく知っている人だし。昨日、自民党と自衛隊で加憲に対抗するって書いたけど、公明党も加えちゃいましょう。

 ところで、その自民党元幹事長には、ずっと昔お会いしたことがあるんです。その方が大臣をやっていたとき、共産党の国会議員が地元の陳情で大臣室に行ったのですが、なぜか私も同行したのです(理由は覚えていない)。

 そうしたら、大臣は、共産党の国会議員を褒めちぎるんです。もちろん、政策とかは違うから褒める対象ではないんですが、人柄とかをね。

 議員と同行していた地元の陳情団は、気分がいいですよね。いつも支持して、選挙では投票する議員を、自民党の大臣が褒めるんですから。

 その場の雰囲気がガラッと変わるのが分かりました。みなさん、共産党の支持者なんですけど、大臣のファンになっていくんです。

 左翼、護憲派は、政敵を糾弾することに命をかけているように思います。だけど、そのことによって政敵の支持者は、ますます左翼、護憲派を嫌いになります。

 でも、自民党は、そこが違うんですね。昔の自民党はと限定したほうがいいかもしれませんが。

 政敵を褒める(政策以外を)ことによって、共感者を増やすって、大事だと思います。安倍首相の支持者を崩せないのは、案外、こういうところに原因があるのかもしれません。

 明日は、大事な暑気払い。月曜日はお休みするので、ブログは火曜日からです。

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