戦争法反対運動から何を導くか

2015年11月24日

 一昨日は、絶不調のなか、神戸でこのタイトルで講演してきました。しゃべりたいことがたくさんあったので、予期できたことですが、1時間半の予定が2時間しゃべりっぱなし。懇親会を質疑の場にしてもらいました。これだけ話せたので、もう大丈夫かな。以下、お話ししたレジメ。

 はじめに

一、60年安保闘争は何を導いたか
 1、掲げた課題がその後の政治の対立軸に
 2、闘った主体がその後の政治の対抗軸に
 3、80年代以降、軸の見えにくい時代へ

二、護憲の対立軸が大きく変化した
 1、専守防衛VS非武装中立が過去の対立軸
 2、専守防衛+非武装中立VS集団的自衛権へ
 3、変化の開始はイラク派兵・九条の会設立
 4、今回、自衛隊関係者が自覚的に参加した

三、手をつなぐべき改憲派が表れた
 1、改憲派の反対が運動を後押しした
 2、小林よしのり氏との対話を通じて
 3、改憲を口にする人にも味方はいる

四、過去への反省が共闘をつくった
 1、シールズ、学者の会等の参加の背景
 2、民主党系平和フォーラム福山氏の言葉
 3、共産党の転換と自衛隊問題への態度

五、現在の政治対立の状況をどう見るか
 1、来年の参議院選挙をめぐる状況
 2、反安倍勢力結集の展望は見えている
 3、反安倍勢力結集だけでは確実ではない

六、護憲と安倍政治退場のために
 1、保守勢力をどう結集するのか
 2、歴史認識をめぐる対立軸の転換
 3、経済政策の分野での保守の協力

 おわりに

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