憲法記念日を前にして

2013年5月2日

 昨日、四万十の市長さんと、この地方のある政治家の方と、遅くまで飲んでいた。選挙で敗北した要因をお伺いしていたのだ。

 そこで感じたのは、この選挙、もしかして「勝利」だったかもしれないということだった。物事の一つの側面だけどね。

 だって、相手陣営は、選挙に勝つため、いろんな手段を使ったのだが、そのなかでは、現職の成果とかを上回る公約をかかげたりした。

たとえば、凋落目前の市民病院を建て直すという、なかなか他の地方ではやれないような実績を上げて、その存続、発展が現職の「売り」だったのだが、相手陣営は、その病院で夜間緊急診療をやるみたいな公約までかかげざるをえなかった。

 予算上のことを考えると、そう簡単ではないとして、現職の公約にはなっていなかった。だけど、相手陣営は、県知事とのパイプが売り物だったから、金は大丈夫だとして、堂々とかかげたわけである。これ以外にも、そういう分野の公約がいくつかあるそうだ。

 でも、だったら、市長職の二期目をやらずして、市民のための政策が実行できるということでもある。それって、市民にとっては、「勝利」とも言えると思うのだ。もちろん、市長になった人が、ちゃんと公約を実行すればだけどね。だから、県議会でも市議会でも、これをどう実行させるかが大事になってくるだろうね。それが県知事の評価を決める要素にもなるだろうし。

 さて、明日は憲法記念日。「国防軍でいいのか 領土紛争を通じて東アジアの未来を拓く」がテーマである。

 領土紛争って、静まるまでは、なんだか右翼の独壇場みたいに思われているけど、そうじゃないんだということをお話ししてきたい。中国とか韓国との争いがヒートアップすればするほど、左翼の出番なんだということでもある。

 その後、連休中は、このブログ、お休み。近く、会社の担当者の手をわずらわせなくてもアップできるようになる予定なので、そうなればお休みでも記事を書くようになるかもしれません。では、いいお休みを。

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