忙しい一日

2018年3月16日

 この間、ずっと忙しいけれど、本日は特別に忙しかったです。いくつもの仕事を同時並行で進行させました。

 一番大きかったのは原稿書き。3月31日に日比谷図書文化館の大ホールで開かれる公開討論「安倍加憲論への対抗軸を探る」では、4人の出演者(伊藤真、伊勢崎賢治、山尾志桜里、私)が自分の対抗軸を文書にして提出します。それをもとに討論するわけですが、その締め切りでした。これは最終的には本に収録されますが、当日の出席者には資料としてお配りします。A5判で32頁くらいになるでしょうか。資料代1000円をいただくのですから、これくらいは当然ですね。

 その公開討論ですが、すでに予約が200名を超えています。定員を超えているのですが、当日になって欠席する人もいることを想定し、220名になった時点で締め切ります。安倍さんが追い詰められて改憲論議が後退している感じもありますが、多少とも安倍さんが盛り返すとすると、改憲問題をどう利用するかと考えるはずなので、25日の自民党大会の直後に開かれる公開討論は、きっと大事な場になるはずです。興味のある方は早めに申し込まないと、すぐに締め切りになりますからね。よろしく。

 それに加えて、『泥憲和全集』の準備にも着手。8月以降の出版ですが、憲法記念日に「予約販売開始!」のチラシをつくって配布しないと、枕のような厚さ(800頁)と価格(5000円)の本を売るのは簡単ではありませんからね。

 予約販売に応じた方には特典があります。お名前を本のなかに入れます。消費税分はサービスで、本ができた時点で送料無料でお送りします。

 チラシのことを考えたら、表紙のデザインくらいはやって、チラシに載せるべきだと考えました。それでデザイナーに連絡をとりました。その場合、本のタイトルは最終的に確定しなければならないし、帯に載せる文章もつくらねばならないし、著名な方に「私と泥さん」というコラムを書いてもらうのはまだあとにしても、チラシにお名前は載せたいので、そうすると了解を得なければならないし。ということで、この本のことでもバタバタしました。

 マルクス関係の仕事もいくつか。そうそう、3月27日、28日と、京都の妙心寺というお寺で、「内田樹先生&石川康宏先生特別対談と交流の夕べ マルクスで読み解く今日の世界と日本」というツアー企画があります。27日の午後、28日の午前、マルクスを主題にお二人に語り合ってもらうんですが、参加者には『若者よ、マルクスを読もうⅠ』の中国語版をプレゼントできることになりました。ちょっとしたお土産になるでしょ。京都は知事選挙の最中なので、あまり大声では言えないのですが、参加ご希望の方は、旅行社のこのサイトに行ってみてください。

 明日は東京に行って、幹部自衛官だった方と新たな出会いがあります。ホント、忙しいです。

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