馬車馬からの脱却

2018年8月30日

 ようやく終わりました。この本のデータを先ほど、東京の印刷所に入稿しました。

マルクス3-カバー帯

 ただし、この本が実際に印刷された状態を確かめるために出力されるもの(白焼きと色校というんですが)が出てくるのを京都で待っていると、宅急便の往復で2日余計にかかって、本が出来上がるのが9月14日になるんですね。そうなると、その本が書店に搬入されるのが10月になってしまって、9月決算に間に合わないんです。

 そこで、今週土曜日に東京に行って、間違いがないか確かめて、来週月曜日に印刷所に戻すという作業が必要になります。交通費はかかりますけど、仕方ないですね。

 ということで、本当は来週月曜日を待って馬車馬生活も終わりということになるんですが、あとは私が倒れても誰かができることなので、大丈夫でしょう。本日は打ち上げといくかな。

 でも、この本、帯を見ていただければ分かりますが、本当にマルクスの見方、読み方が変わるんです。マルクスとリンカーンの交流について、これまで一般的なことは言われていましたが、マルクスがテキサスに移住しようとしていたこととか、ドイツ系移民30万人がリンカーンの北軍兵士になって戦ったとか、そこまで深めた本はこれまでなかったですものね。

 ではでは、近くの立ち飲みへ。

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