「神戸新聞」で紹介されました

2013年5月27日

一面左肩で、「保革漂流」という5回連載がありました。その3回目(14日付)で、私と本のことが以下のように紹介されていますので、お知らせしておきます。書評は別途、載せていただけるそうで、期待しています。

 「憲法九条の軍事戦略」(平凡社)。一見矛盾するタイトルの新書が注目を集めている。

 著者は「かもがわ出版」(京都市)の松竹伸幸編集長。護憲と防衛の両立がテーマだ「右も左も『9条維持』イコール軍事力全否定」という固定観念に縛られている。現行憲法でも領土を守るための軍事戦略は必要。そう考えれば護憲運動はもっと広がる」

 長崎に生まれ、高校卒業まで神戸で過ごした。貧しかった少年時代。社会を変えたい、と共産党職員に。外交・安全保障の専門家として党の政策づくりにも関わった。6年前、持論の「自衛隊活用論」を自由に発信したいと、言論界に転じた。 

 「改憲派も戦争したいわけじゃない。リベラルな保守からリアリストの左翼まで、枠を超えた運動体をつくりたい」

 保革を超えたつながりに突破口を見いだそうとしている。(以上)

 朝日新聞5月5日付にも、目立たなかったけど、新書・文庫の欄でちょこっと紹介されたんですよ。以下の通り。

 東アジアの緊張が増す現状に、護憲派の立場から日本の安全を守るための軍事戦略を、国際社会の流れをふまえ提起する。武器規制で自衛隊が国際紛争で果たしてきた役割など、9条のもとでの「制約」が「優位性」をもたらした事例も検証しつつ、尖閣問題などへのアプローチを提案。(以上)

 その他、全国商工新聞にも載せていただきました。実は、もっとも詳しい論評を載せてくれたのは、別の新聞なんですけど、ここで紹介するのは、ちょっとなあ。

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