大阪市の生活保護でいま、なにが起きているのか

大阪市の生活保護でいま、なにが起きているのか

情報公開と集団交渉で行政を変える!

編著者

大阪市生活保護行政問題全国調査団

ISBN

978-4-7803-0737-5 C0036

判 型

A5判

ページ数

152頁

発行年月日

2014年11月

価 格

定価(本体価格1,400円+税)

ジャンル

福祉

相談ブースに監視カメラ!会ったこともない孫にまで扶養紹介!厚生労働省の指導に逆ギレ!ブラックな大阪市生活保護の実態とは?
2006年には北九州で、2012円には札幌で生活保護を受けられず餓死する事件が起こり、生活保護申請を窓口で追い払う行政のあり方に批判が集まりました。その後沈静化したかと思いきや、大阪では驚くような実態が!!
申請者の根負けをねらったような「指導書」、扶養者の事情を無視した「仕送りめやす表」、警察OBの配置で犯罪捜査化する訪問活動、みかねた厚生労働省からの指導には「現場をしらない」と逆切れ・・・。
今年行われた「生活保護行政問題全国調査」によって洗い出されたなまなましい実態と、行政のあり方を変える調査活動のノウハウを紹介した1冊。
これは行政権力によるパワハラだ

生活保護「改革」の牽引車大阪市独自の生活保護行政のひどさを暴露した本書ですが、これからこの方法が全国に普及するおそれがあります。国民の命の最後のとりでである生活保護制度を守るため、多くの方に読んでいただき、問題を共有できればと願っています。

投稿者:男性・59歳・無職
評価:☆☆☆☆
生活保護課の違法行為(詐欺、暴言、医師との共謀し虐待、詐取)に対して立ち向かう知識と裕樹を与えて下さったことに、深く感謝致しております。

大阪市生活保護行政問題全国調査団
2006年には北九州の餓死事件で、2012年には札幌市の姉妹餓死事件で、各市の行政に調査活動をおこなっている。全国の弁護士、社会保障推進協議会、「生活と健康を守る会」など、さまざまな団体で構成された調査団。