内容
パレスチナにはどんな仕事があるんだろう?
お仕事だいたい40選
私たちの生活を支える毎日の仕事。紛争、封鎖、占領、抑圧という辛く悲しい現実のなかにも、パレスチナの人びとのいとなみを支える仕事があり、働く人びとには笑顔があります。
「仕事と尊厳」を考えるパレスチナの本。
目次
はじめに(高橋美香)
パレスチナのお仕事(高橋美香)
パレスチナ地域の人たちとの仕事(皆川万葉)
ガリラヤのシンディアナ
ナーブルス石けん工場
イドナ村女性組合
註
パレスチナの歴史
Q&A パレスチナの「仕事」と「背景」のこと
おわりに(皆川万葉)
読者の声
投稿者:25歳 女性
評価:
☆☆☆☆
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府中市出身の人がパレスチナの写真展をする、と数ヶ月前に祖母から聞き、その時高橋さんのことを知りました。写真展にはいけませんでしたが、フェイスブックを見ると本が出版されていたので、興味をもち購入しました。
写真を見ていると、いろんな境遇の方たちが笑顔も真剣さも持ち合わせて働いていることが伝わります。もっともっとこの笑顔が増える、彼らが安全に過ごせる場所になってほしいと思いました。また、私もオリーブを味わってみたいとも思いました。
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著者プロフィール
高橋 美香 タカハシミカ
写真家。1974年広島県府中市生まれ。大学在中より世界の国々を歩き、その地に生きる人びとの「いとなみ」をテーマに撮影を始め、作品を発表。
皆川 万葉 ミナガワマヨ
合同会社パレスチナ・オリーブ代表。1973年新潟生まれ。1998年よりパレスチナのオリーブオイル、オリーブ石けん、刺繍製品などをフェアトレードで輸入、全国に販売。毎年生産者を訪問し、生産者のことや人びとの暮らしなどを伝えている。