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人間発達と介護労働

人間発達と介護労働

ニンゲンハッタツトカイゴロウドウ

著 者
ISBN
978-4-7803-0545-6 C0036
判 型
A5判
ページ数
304頁
発行年月日
2012年08月 
価 格
定価(本体価格3,000円+税)
ジャンル

内容

介護保険制度の下で崩され、奪われてきた介護の共同性。
介護労働者の働きがい、高齢者の人権を回復するために、
介護の本質に立ち戻り、実践過程に即して論究する労作!
本書の目的は、介護労働に焦点をあて、①介護の本質を普遍的側面と、その歴史的形態という二面性において明らかにし、②その矛盾した形態が発展していく過程において、介護労働が、どのように専門職として制度的に位置づけられ、あるいは、どのように変容し、今日に至っているかを究明することにある。さらに、政策批判に止まらないためにも、③介護労働の本質とその展開を介護過程として体系化し、実践的に述べていくことにある。
 本書のもう1つの特徴は、介護労働の本質を家政学の到達点の上に究明することである。介護労働の源泉である家事労働の共同性に注目することにより、そこから介護労働の普遍的な規定と、介護労働が普遍的に培う労働能力について究明する。それは、今後の社会福祉教育・介護教育への提言でもある。

目次

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第1部 介護労働の普遍的特性
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第1章 労働特性の分析視点
第2章 サービス労働の特性————使用価値の対人、直接的生産
第3章 家事労働・介護労働と不生産的労働
第4章 家事労働から学ぶ介護労働の特性
第5章 介護労働の普遍的な特性
第6章 資本主義と家事労働
第7章 家事労働が専門職として社会的分業化、社会制度化していく規定要因
第8章 ソーシャルワークと介護労働
補論1 介護の本質規定————その到達点と課題
補論2 労働という視点から見た先行研究の到達点と課題
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第2部 介護労働の歴史的規定
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第1章 資本主義の発展とソーシャルワークの社会化
第2章 アメリカにおけるケースマネジメント
第3章 介護の対象————その経済的規定と生活問題分析
第4章 介護保険制度の本質と介護労働
第5章 介護労働の変容と介護報酬
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第3部 介護過程論の構築に向けて
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第1章 介護過程論の現状と課題
第2章 生活・自立、発達ということ
第3章 介護過程の展開1 訪問当初
    ————「この人は安心できる人」と受けとめてもらえるまで----
第4章 介護過程の展開2 訪問初期
    ————寄りそうという視点で、生活全般をアセスメントする時期----
第5章 介護過程の展開3 訪問中期
    ————自己への肯定感・存在感・共感が実感できる生活の場----
第6章 介護過程の展開4 展開期
    ————その人らしさに光を当てたケアプランの実践----
第7章 介護過程の構成要素となる基本視点とその体系化

著者プロフィール

石田 一紀 イシダカズキ

京都女子大学教授

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