内容
そもそも領土とは何か、ある場所を自国の物だと言うにはどんな要件が必要なのか、なぜ領土をめぐって激しい紛争が繰り広げられるのか、解決策はどこにあるのか。これらの問題を日本と海外の実例を通して考えるシリーズの第一巻。
目次
パート1
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わたしの国とあなたの国
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1.
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世界地図をみてみよう
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2.
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国と国とのさかい
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3.
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国境を決めるもの
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コラム:
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国境をこえる
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4.
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植民地がつくった国境
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5.
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世界の飛び地と海外領土
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6.
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写真で見る国境いろいろ
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パート2
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領土ってなんだろう
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1.
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いろいろな国と領土
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2.
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国と領土の関係
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3.
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土地のもちぬしと領土
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領土のこんな話:
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尖閣諸島はだれのもの?
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4.
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大使館・領事館と領土
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領土のこんな話:
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アメリカ軍基地と領土
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5.
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国どうしの協力
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6.
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国境をこえる問題
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7.
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なくならない国境
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8.
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国と国とのあいだの裁判所
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パート3
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海や空はだれのもの?
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1.
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海での国の領域
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2.
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領海の外側は
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領土のこんな話:
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沖ノ鳥島を守るわけ
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3.
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空での国の領域
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4.
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宇宙や月では
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編集者のコメント
領土問題の難しさは、当事者全てが「自国の物だ」と主張し、いろいろな「証拠」を提出することです。それらすべてに目を配り、公正な立場で領土問題を解説しました。
著者プロフィール
塚本 孝 ツカモトタカシ
東海大学法学部教授、国際法学会会員。国立国会図書館の外交防衛課長などを経て、今春まで同図書館の調査及び立法考査局長として、竹島問題をはじめとする領土問題について数々の論考を発表するとともに、日本政府や島根県の委嘱を受けて講演するなどしてきた。関係国の主張を詳しく研究し、公正に紹介しつつ、独自の立場を展開することで高い評価を受けている。
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