新聞記者のち財界人

リーダーたちと考えた国の行方

編著者

萩尾 千里

ISBN

978-4-7803-1237-9 C0033

判 型

四六判

ページ数

290頁

発行年月日

2022年09月

価 格

定価(本体価格2,000円+税)

ジャンル

経済・経営・まちづくり

この国の行方を語る
戦後激動期、鉄鋼産業の生き残りをかけた八幡・富士製鉄合併をスクープした記者は、経済団体に転身して「当事者側」に立った。関西空港計画、経済交流、財界の権力闘争。その舞台裏を伝え、この国の行方を語る。

まえがき
盟友へ 関西経済連合会元会長:秋山喜久
第1章 雑草記者が行く
第2章 権力闘争に分け入る
第3章 プロジェクトが動く
第4章 財界に「出向」を命ず
第5章 中国との熱烈交流 波高し
第6章 海外からの視点に学ぶ
第7章 次世代を見据える
第8章 ジャーナリストへ
あとがき

萩尾 千里
大阪国際フォーラム会長。1937年、愛知県生まれ、関西大学を卒業後、日刊工業新聞記者となり、「世紀の合併」と言われた八幡・富士製鉄の合併をスクープ、その後、朝日新聞社に移り、経済担当の編集委員。財界での人脈の広さを買われ、1987年同社を退社して関西経済同友会常任幹事・事務局長に就任し、大規模プロジェクトの実現や中国との経済交流などを進めた。大阪国際会議場社長などを歴任。大阪大学招聘教授。