#黙らない女たち

#黙らない女たち

インターネット上のヘイトスピーチ・複合差別と裁判で闘う

著 者

李 信恵・上瀧 浩子

ISBN

978-4-7803-0969-0 C0036

判 型

A5判

ページ数

152頁

発行年月日

2018年08月

価 格

定価(本体価格1,300円+税)

ジャンル

人権・法律

ヘイトスピーチを拡散した在特会と、まとめサイト「保守速報」との裁判の記録。
在特会による民族を理由としたインターネット上での度重なる誹謗中傷。「ここで泣き寝入りしたら、別のだれかが同じ思いをする」。
奮起した著者は、名誉毀損でふたつの裁判を起こす。ひとつは在特会への裁判。
もうひとつは、まとめサイト「保守速報」への裁判。本来、多様な人たちが発信し出会う場であるインターネットを、これ以上ヘイトスピーチの舞台にはしない。「在日朝鮮人」で「女性」であることへの二重の差別=複合差別も許さない││裁判にかける著者の想いをつづる。インターネット上での誹謗に苦しむ人、マイノリティ女性、ヘイトスピーチに「黙らさ」れているすべての人に贈る、闘いの記録。

1部 尊厳の回復を求めて
 1章 オンニとの出会い
 2章 裁判を起こすまで
 3章 チョゴリを着る日
2部 法廷からみる、複合差別・ヘイトスピーチ
 4章 ヘイトスピーチとは何か
 5章 2つの裁判をめぐって
 6章 これからの課題

投稿者:女性・30歳代・主婦
評価: ☆☆☆☆
本書で初めて「複合差別」という言葉に出会いました。p.105の「複合差別が、二つの差別の足し算ではなく、掛け算であるとされるゆえんである。」という文まで読むと、涙が止まらなくなりました。
女性である自分自身が現在直面している差別に対し、怒っていいんだよと言われているように感じました。
 
投稿者:男性・72歳・無職
評価: ☆☆☆☆

民族差別と女性差別が増幅されて「複合差別」があることを、この本によって初めて知りました。ヘイトスピーチのこともあまりツイッターなどを閲覧しないので、民族差別の問題だと理解していました。背後というより並行的に女性差別があることを、もっと注意していかなければなりませんね。

李 信恵
1971年生まれ。大阪府東大阪市出身の在日コリアン2.5世。フリーライター。女性誌や地域情報誌で記事を執筆。現在はインターネットのニュースサイト(アジアプレス、ガジェット通信)をはじめ、新聞(日刊ゲンダイ)や月刊誌(部落解放、ヒューマンライツ、イオ)、ラジオ(ラジオフォーラム)など各種媒体でライター、取材記者として活動。2014年やよりジャーナリスト賞受賞。
 
上瀧 浩子
弁護士。京都弁護士会所属。