2013年4月30日

昨年、「未来への歴史シリーズ」の刊行を開始した。その2巻目が『古墳は語る』であった。帯には、「本書は、日本版『家族、私有財産および国家の起源』である!」と、堂々としたコピー。

実は、この著者である石部正志先生と訪ねる奈良古墳の旅が企画され、連休に入った27日からの2泊3日で実施されたのだ。その初日だけ参加させてもらった。役得である。

古代史って、研究者からは怒られるかもしれないが、良質の推理小説のようなところがあると思う。数少ない証拠から論理を組み立て、推論していくところがである。
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