こうして京都府立植物園は守られた

こうして京都府立植物園は守られた

市民が開くコモンズの未来

編著者

ながらぎの森の会

ISBN

978-4-7803-1372-7 C0036

判 型

A5判

ページ数

208頁+グラビア4頁

発行年月日

2025年04月

価 格

定価(本体価格1,600円+税)

ジャンル

政治・社会・労働

京都府立植物園の開発計画 開発の白紙撤回までの記録
突然浮上した、京都府による再開発計画。
「植物園を守りたい」近隣住民が始めた手作りの活動は、やがて全国へと広がる。京都府という巨大行政に立ち向かった住民運動の記録。

公有地を市場化し企業の儲けの場に変えてしまう開発が全国で起こっています。
◎本書の事例はそうした開発を阻止した稀有な成功体験
◎コモンズ(共有資源)は今、社会学では注目のワード!

はじめに
序 章 いったい何が起ころうとしていたのか?
第一章 京都府の「北山エリア整備基本計画」って!
第二章 ようこそ、京都府立植物園へ
第三章 パブコメから始まった初めての市民運動
第四章 宣伝・学習・署名が市民運動のカギ
第五章 汗と涙の署名活動
第六章 京都府の対応
第七章 広がる運動
第八章 京都府立植物園・府立大学は守られたー京都府の方向転換
第九章 残された課題ー活動は続く
第十章 京都の住民運動の流れの中で
おわりに