9条論に依存しない9条論

13条論で世代間ギャップを乗り越える

著 者

柳澤 協二・伊藤 真・中野 晃一

ISBN

978-4-7803-1371-0 C0031

判 型

四六判

ページ数

204頁

発行年月日

2025年05月

価 格

定価(本体価格2,000円+税)

ジャンル

平和・平和教育

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WHAT IS COMMON HUMANITY  WHAT IS COMMON SENESE
「9条を守れ!」では心に響かない。
ロシアや中国に戦争を思いとどまらせるスローガンではないからだ。
ではどうするのか。
立場の違う著者が若者との対話を通じて模索する。
知識をアップデートしないと戦争に抵抗する力が生まれない。
全世代へ向けて、魂と理論をこめた渾身の一冊!

第一部 鼎談、冒頭発言
 「九条を守れ」が通じない時代に新たな模索を
第二部 鼎談、冒頭発言を受けて
 若い世代はどんな憲法論議を求めているか
第三部 鼎談、再開
 共感力、正戦論、ベース(基盤)としての13条

下記の箇所に誤りがありました。正しお詫び申上げ
200日本国憲法 前文2ら3
欠落部分
われらとわれ孫のために諸国よると、
が国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれ
を享受

柳澤 協二(やなぎさわきょうじ)
元内閣官房副長官補。東大法学部卒、防衛庁官房長、同運用局長、防衛研究所長などを経て現在、「自衛隊を活かす会」代表、国際地政学研究所理事長。
 
伊藤 真(いとうまこと)
弁護士、九条の会代表世話人。東大法学部卒、伊藤塾を設立し、塾長として弁護士の育成とともに、弁護士業務、日本国憲法の価値を説く講演活動に従事。
 
中野 晃一(なかのこういち)
上智大学国際教養学部教授、同学部長。学位はPh.D(プリンストン大学)。専門は比較政治学、日本政治、政治思想。

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