葉山嘉樹への旅

葉山嘉樹への旅

著 者

原 健一

ISBN

978-4-7803-0271-4 C0095

判 型

四六判

ページ数

276頁

発行年月日

2009年03月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

文学・小説・エッセイ

プロレタリア作家の栄光と...
小林多喜二をして「自分の父親だと思っている」と書きしめたプロレタリア作家葉山嘉樹。その栄光と「偽満州国」に至る苦悩が、今日の社会状況の中で蘇る。葉山を近代個人史の一典型と位置付け、自らの生きざまと結びつけて追い求めた、19年間を綴った史伝的小説。

第一章 文学碑が取り持つ縁
第二章 父が生きた時代
第三章 同世代の人々
第四章 「海に生くる人々」を訪ねて
第五章 葉山嘉樹と「偽満州国」
第六章 祖国ノ難関ニ赴キタシ
あとがき

原 健一
日本民主主義文学会会員