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東ドイツ“性”教育史

東ドイツ“性”教育史

性をめぐる状況と「生物」教授プラン

ヒガシドイツ“セイ”キョウイクシ

著 者
ISBN
978-4-7803-0931-7 C0037
判 型
A5判
ページ数
156頁
発行年月日
2017年08月 
価 格
定価(本体価格2,000円+税)
ジャンル

内容

敗戦直後、ソ連占領下における赤軍兵士によるレイプと中絶・性病の蔓延。社会主義学校への転換と社会主義的人間を目指す教育。「快楽」としての性や同性愛の位置づけとAIDSの問題。DDR(東ドイツ)における性教育の歩みを、中心的な教科である「生物」の教科書と教授計画の丁寧な分析を通して描き出す。
 また、SED(ドイツ社会主義統一党)支配の下、限界はありながらもセクシュアリティと性教育の局面において社会主義的民主主義を求める闘い〈進歩的な性教育、ホモセクシュアル運動など〉が、SEDの独裁体制を平和裏に打倒する上で果たした役割を評価する著者の、東ドイツという国家像に迫る試み。

目次

第1部
ソ連占領期から59年までの生物教授プランの変遷と性教育
第1章 1946年ソ連占領地区教授プランと1947年教授プラン
第2章 1950年代前半の生物教授プランの変化
第3章 1955・56年生物教授プラン案とそれをめぐる論争
第4章 1959年教授プラン基本構想案をめぐる論争と1959年教授プラン
第2部
1960年代における性教育の発展と生物教授プラン
第5章 60年代における性教育の発展とその特徴
第6章 1968年生物教授プランと教科書
第3部
1980年代におけるセクシュアリティをめぐる状況と生物教授プラン
第7章 セクシュアリティと性教育をめぐる80年代の状況
第8章 80年代半ばにおける生物教授プランをめぐる論争
第9章 1989年生物教授プランと教科書の特徴と問題点

読者の声

投稿者:匿名希望

評価: ☆☆☆
セクシュアリティに関する歴史が興味深かった。今後もジェンダーやセクシュアリティに関する図書を期待しています。

編集者のコメント

ソ連占領下で蔓延した性病対策から、社会主義的人格形成のための性教育、そして、AIDSをはじめとする世界的な性的状況の変化への対応など、「性教育教科書」をとおして描く社会主義国家論でもあります。

著者プロフィール

池谷 壽夫 イケヤヒサオ

1948年生まれ。高知大学、日本福祉大学をへて、現在了德寺大学教養部教授。哲学・教育哲学の視点から、ジェンダー・セクシュアリティと教育の問題、男子問題を中心に研究している。

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