内容
経済学を「金儲けの学」としてではなく、「企業マネジメントの学」としてでもなく、「資本主義をマネジメントする学」として捉える。
そうすると、ドラッカーには、「根本治療」に向かう要素があった。そこからは、新しい社会像が見えてくる。
企業管理職との対話が生んだ本。
目次
はじめに
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資本主義をマネジメントする経済学
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序 章
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「もしドラ」を読む
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第1章
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資本主義と経営学
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第2章
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ドラッカーの目標管理
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第3章
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ドラッカーの自己管理
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第4章
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企業と社会のマネジメント
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第5章
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マネジメントの一般理論
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第6章
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フォレットの統合理論
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第7章
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フォレットの関係的全体性
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第8章
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関係性のマネジメント
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終 章
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市民と社会共生的関係性
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おわりに
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国家と企業を超える市民マネジメントへ
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読者の声
投稿者:男性 59歳 団体職員
評価:
☆☆☆☆
☆
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あまり本を読まないのですが、「もしドラ」からもう一歩進んだ形で、ドラッカーから「新社会主義」へと進む展開「協同労働」という労働者協同組合運動との接点を結びつけながら、おもしろく読ませていただきました。
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著者プロフィール
重本 直利 シゲモトナオトシ
龍谷大学経営学部長。企業はもちろん、学校、文化、家庭、福祉を視野に入れて、「社会的広がりをもった経営学」を提唱。