日本人「慰安婦」を忘れない

ジェンダー平等社会めざして
深読みNowシリーズ8

著 者

吉川 春子

ISBN

978-4-7803-1273-7 C0036

判 型

四六判

ページ数

182頁

発行年月日

2023年05月

価 格

定価(本体価格1,700円+税)

ジャンル

深読みNow

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日本人「慰安婦」が名乗り出ないのはなぜか?
独自調査と警察庁資料から政府が女性を前線に送出する実態を暴き、その背景にある遊郭の暗い歴史を辿り、敗戦後も米進駐軍に多くの女性を差し出した日本の、ジェンダー平等を問う。
推薦:藤目ゆき|大阪大学人間科学研究科教授。京都大学文学部博士課程単位取得退学。専攻は日本近現代史。2008年より現職。

序 章 日本人「慰安婦」はどこにでもいた
第一章 ビルマ従軍の日本人「慰安婦」調査
第二章 政府はこうして、日本人「慰安婦」を集めた 「警察庁資料」は語る
第三章 遊郭へ私の旅
第四章 米兵のための「慰安所」と国民の知る権利
第五章 日本人「慰安婦」はジェンダーの根幹

吉川 春子
1940年、東京生まれ、中央大学法学部卒業。埼玉県八潮市議、日本共産党参議院議員(4期)。DV法、児童買春ポルノ処罰法、「慰安婦」問題解決法など、女性の人権にかかわる立法を他党の議員とも協力して取り組む。現在、「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール代表。

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