震災を語り伝える若者たち

震災を語り伝える若者たち

みやぎ・きずなFプロジェクト

著 者

瀬成田 実

ISBN

978-4-7803-1211-9 C0037

判 型

A5判

ページ数

180頁

発行年月日

2022年03月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

教育

いのちがまんなかFプロジェクト
学校が守るべきは子どもの〈命〉。
「 初めて生徒が登校したときは、『生きててよかった』と思わず抱きしめました」
「 震災後の授業では教科書すらないため、ただただ家のことや家族のことを語り合いました」
 学校は、子どもと教師の裸のふれあいの場になったのです。そこでは、競争はありません。点数や成績の話も不要です。
東日本大震災は、命を学ぶかけがえのない教材、異次元の〈大きな学び〉だったと思います。
本書は、2015年4月に宮城県七ヶ浜町立向洋中学校に入学した子どもたちの6年あまりの学びと成長の記録です。
震災学習で子どもたちは友と出会い直し、被災者から勇気をもらい、「町の役に立ちたい」と、Fプロジェクトという有志チームを立ち上げます。
メンバーも、とびっきりすごいリーダー性のある子たちの集まりではありません。ごく普通の子どもたちです。
 そして、ビーチクリーン活動や被災者との交流会を通し、地域に目を向けていきます。母親と祖母を亡くした双子姉妹は、さまざまな活動に熱心に参加し、語り部の話を聞く中で、徐々に心を開き、語り部に挑戦していきます。活動は、高校進学後も続き…そんなストーリーです。
 読者のみなさんが、それぞれの視点でこの本を読んでいただき、何かを感じていただければ幸いです。

瀬成田 実 (本書「はじめに」「あとがき」より)

下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
▪️50ページ13行目
誤 「逢いたくて でも会えなく 逢いたくて」
正 「逢いたくて でも会えなくて 逢いたくて」
 
▪️77ページ7行目
誤 あまりいなかったと思いまず。
正 あまりいなかったと思います
 
▪️154ページ16行目
誤 自分なりにに
正 自分なりに

瀬成田 実
1958 年仙台市生まれ。
みやぎ教育相談センター所長。
宮城県で中学校社会科教師を務め、2021年3月退職。子どもの自治活動を大切にし、数々の実践に取り組む。震災当時、宮城県教職員組合書記長として、被災校支援に奔走した。
七ヶ浜町立向洋中学校卒業生による「きずなFプロジェクト」顧問。小学生から大学生を対象にした震災授業を続けている。

関連書籍・記事

河北新報[22年5月27日]に紹介

しんぶん赤旗[22年4月28日]に紹介

しんぶん赤旗[22年4月23日]に紹介

朝日新聞[22年4月17日]に紹介