ちょっと不思議な絵本の時間 おとなが読みあい語りあう

ちょっと不思議な絵本の時間おとなが読みあい語りあう

編著者

NPO法人Re~らぶ(高次脳機能障がい者を支援する会)

ISBN

978-4-7803-0775-7 C0036

判 型

A5判

ページ数

132頁

発行年月日

2015年07月

価 格

定価(本体価格1,400円+税)

ジャンル

障害児教育・保育・療育

本書は、国際児童図書評議会(IBBY)よりIBBY障害児図書資料センター2017年推薦図書に決定しました。
(詳細は→日本児童図書評議会(JBBY))
絵本にはこんな力があったんだ!
高次脳機能障害者を支援するNPOが続けてきた絵本の読みあいは、コミュニケーション力を回復させている。
支援の可能性を広げる1冊。
 
Re〜らぶの毎日
廃油を使った手作り石けん、おせんべいやかりんとうなどの授産製品作り、また、会葬用品の箱詰めなど企業から請け負った作業をしています。得られた利益は、みなさんの工賃になります。
 
たのしみの水曜日
毎週水曜日は絵本の時間。昼食後、ボランティアさんが読む絵本について、感想や思い出したことを自由に話しあいます。進行役もメンバーさん。突っ込みが入ったり思わぬ打ち明け話にびっくりしたりの、たのしい時間です。この本は、10年続く絵本の時間から生まれました。

投稿者:女性・72歳
評価: ☆☆☆☆
たいへん幸せな時間をいただきました。『Re〜らぶ』そのもののもつ絆と絵本のもつ力がよい循環をはたしていると思いました。「相手のいうことを否定しない」は大切なルールですが、実際問題、難しいルールですね。

NPO法人Re~らぶ(高次脳機能障がい者を支援する会
2002年に活動開始。本人に自宅以外の居場所を作り、次のステップに向けた訓練を行いながら家族支援も進め、高次脳機能障害についての啓発活動にも取り組んでいます。現在は、就労継続支援B型事業所として、知的障害、精神障害、発達障害の方々も利用しています。