アイヌの権利とは何か

新法・象徴空間・東京五輪と先住民族

編著者

テッサ・モーリス=スズキ・市川 守弘:著

北大開示文書研究会:編

ISBN

978-4-7803-1100-6 C0031

判 型

四六判

ページ数

200頁

発行年月日

2020年07月

価 格

定価(本体価格2,000円+税)

ジャンル

人権・法律

本当の共生への課題を考える
初めて先住民族と認める「アイヌ新法」施行、アイヌの文化拠点「象徴空間(ウポポイ)」完成、その中で置き忘れられるアイヌの誇りと願いー。
本当の共生社会はどうすれば実現できるのか。アイヌと世界各地の先住民族の今を通して考える。

Ⅰアイヌ新法と日本政府
 第1章 演出された民族共生
 第2章 世界の先住民族とアイヌ
 第3章 「共生の五輪」と先住権
Ⅱ先住権とアイヌ民族
 第1章 アイヌの誇りを胸に
 第2章 アイヌ先住権の本質

テッサ・モーリス=スズキ
1951年、イギリス生まれ。オーストラリア国立大学名誉教授。専門は日本思想史、日本社会史。
 
市川 守弘
1954年、東京生まれ。中央大学法学部卒、弁護士。