隠れ保育料を考える

隠れ保育料を考える

子育ての社会化と保育の無償化のために

編著者

田中 智子・丸山 啓史・森田 洋

保育料以外の負担を考える会

ISBN

978-4-7803-0978-2 C0036

判 型

A5判

ページ数

88頁

発行年月日

2018年08月

価 格

定価(本体価格1,000円+税)

ジャンル

保育・子育て

保護者の負担軽減を求める提案を行う。
保育の無償化が提案されているが、保育園などを利用する保護者が日常的に徴収されている諸費用は多岐にわたる。応能負担の保育料と違い低所得者も一律に徴収される諸費用を「隠れ保育料」と名付け、実態を調査し、負担の当否を問う。
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消費増税を前提とする保育無償化の構造は、「隠れ保育料」をともなうかぎり、「無償」という言葉とは逆行するように保護者負担をさらに増加させ、それは無償化の恩恵を帳消しにしても足りないほどになるだろう。

はじめに 費用負担から考える保育と子育て―「隠れ保育料」を視点に
1章 「隠れ保育料」とは何か
  〈レポート〉公立保育園民営化問題と「隠れ保育料」
  〈コラム1〉認可外保育所で経験した「隠れ保育料」
  〈コラム2〉園長を悩ませる保育諸費
2章 主食費負担を考える
  〈コラム3〉「米持参」のとりくみ
3章 なぜ、いま「保育の無償化」なのか
  〈レポート〉「無償化」した自治体・大阪府守口市の現状
  〈コラム4〉学童保育に関する保護者の費用負担
4章 実費徴収に係る補足給付事業

みんなが気づいていても、保育園ごとに大きく違っていることもあり、これまで問題にされてこなかった「隠れ保育料」について、現役保育所保護者でもある研究者を中心に、実態を調べ、制度を調べ、学んでつくった1冊です。

丸山 啓史
1980年大阪府生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、(教育学)。京都教育大学准教授。子どもの権利条約市民・NGOの会共同代表。

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