裁かれる者

裁かれる者

沖田痴漢冤罪事件の10年

著 者

沖田 光男

ISBN

978-4-7803-0338-4 C0036

判 型

四六判

ページ数

112頁

発行年月日

2010年04月

価 格

定価(本体価格1,000円+税)

ジャンル

ルポルタージュ・記録

公正な裁判を求める闘いの手記
沖田光男氏は、嘘の被害を訴え出た女性と警察官によって犯人とされ、裁判所も嘘を見抜けないでいる。本人と家族の人生を狂わせたものに抗し、10年の歳月をかけて「真実」と公正な裁判を求めて闘ってきた記録をここに公刊する。

第1章 ある日突然のできごと
第2章 国倍訴訟に踏み切る
第3章 人権問題として考える
    10年たたかってー妻の手記

電車に乗っているだけで、誰でも、痴漢事件にの加害者とされる可能性がある。それを裁判官が見抜けないこともある。だから、冤罪事件が後を絶たない。国家に賠償を求める著者の闘いは、冤罪をなくすうえでも重要である。

沖田 光男
1942(昭和17)年愛知県生まれ。新川工業(現在アイシン精機)、理研機器製造を経て荏原製作所に定年まで勤務。1999年から痴漢冤罪事件で国家賠償訴訟をたたかう。