
学童保育と子ども・子育て新システム
子どもたちの放課後はどうなる? かもがわブックレット181
編著者 | 丸山 啓史・石原 剛志・中山 徹 |
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ISBN | 978-4-7803-0440-4 C0336 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 64頁 |
発行年月日 | 2011年04月 |
価 格 | 定価(本体価格600円+税) |
ジャンル |
現在議論が行われている「子ども・子育て新システム」のなかで、学童保育はどう位置づけられ、どう変えられようとしているのか。保育制度と違って基盤の弱い学童保育関係者にとっては、「これで少しでもよくなるのでは」と期待する向きもないわけではない。しかし、そうした改善の条件が新システムの枠内で行われることは、子どもの放課後保障全体を企業化の方向に進めることになるのではないか。学童保育のあり方・ケアと発達保障の原理から、新システムの問題を明らかにする。
1章 「新システム」と学童保育
2章 学童保育制度改革の二つの道
ー学童保育運動が創造・発展させてきた実践の文化や理論の到達点からー
3章 「新システム」の概要とこども園
資料「放課後児童給付」など
丸山 啓史
京都教育大学
石原 剛志
静岡大学
中山 徹
奈良女子大学生活環境学部助教授
都市計画学・地方計画学専攻、工学博士
(社)大阪自治体問題研究所副理事長・大阪保育運動連絡会会長
1959年 大阪に生まれる
1982年 関西大学工学部卒業
1989年 京都大学大学院博士課程修了
1996年 4月より現職