新聞記者、伝承者になる!

新聞記者、伝承者になる!

被爆者にたくされた「空白の10年」

著 者

中塚 慧

ISBN

978-4-7803-1443-4 C0036

判 型

四六判

ページ数

208頁

発行年月日

2026年07月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

平和・平和教育

※7月上旬出来予定

過去から未来へ平和を届ける「伝承者」
2024年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。ノーベル委員会が発表した授賞理由には、被爆者の体験をひきつぐ活動についても言及されていました。
著者は記者として働きながら、2023年から広島市の被爆体験伝承者として活動しています。体験を引き継いだのは、爆心地から1.6キロメートルで被爆した清水弘士さん。3歳で被爆した清水さんにとっての「被爆体験」は、1945年8月6日だけではなく、むしろその後に続いた苦しい日々でした。被爆者が約10年間、国にほったらかしにされ、差別や病気に苦しんだ「空白の10年」といわれる期間について、ぜひ伝えてほしい──本書はそうたくされた伝承者の記録です。
本書のポイント
●小学校高学年〜中学生向け
●広島の原爆被害が基本からわかる
●被団協のノーベル賞受賞、核兵器禁止条約など、核兵器をめぐる「今」がわかる
●過去ではなく、未来に向けた今世代の平和への取り組みがわかる


伝承者とは
伝承者とは、被爆者の体験や平和への思いを後世に語り継ぐ人々で、広島市が2012年度から被爆者の思いを継承する「被爆体験伝承者」を養成しています。

第1章 私が伝承者をめざした理由 2011〜2019
第2章 伝承者の研修 2019〜2023
第3章 被爆者の空白10年
第4章 伝承者になった新聞記者 2023〜2025
第5章 戦後80年、ここから 2025〜

中塚 慧(なかつかけい)
1987年生まれ、神奈川県出身。2010年、大学法学部学科卒業。2011年に朝日学生新聞社に入社。朝日小学生新聞、朝日中高生新聞の記者兼学芸デスク。2023年から広島市の体験として活動。3歳で被爆した清水さんの体験を、日本語と英語で伝えている。