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手でふれてみる世界

手でふれてみる世界

美術館におけるアクセシビリティの現在

著 者

岡野 晃子

ISBN

978-4-7803-1441-0 C0036

判 型

四六判

ページ数

192頁

発行年月日

2026年06月

価 格

定価(本体価格2,200円+税)

ジャンル

思想・宗教・文化

Le mani toccano il mindo
イタリアに実在する視覚に障害がある夫妻が設立した国立オメロ触覚美術館を取材したドキュメンタリー映画『手でふれてみる世界』を制作し、上映活動をしながら、芸術文化アクセシビリティ(※)の研究をしている岡野晃子さん。
上映活動をとおして見えてきたことやさまざまな観賞者から学んだことを共有し、日本とイタリアにおける視覚に障害のある人々の「アクセシビリティ」の現在を伝えます。
★映画『手でふれてみる世界』は、令和7年度こども家庭庁こども家庭審議会推薦児童福祉文化財「特別推薦作品」に選ばれました!

※アクセシビリティ(accessibility)は、近づきやすさ、利用しやすさなどと訳され、障害のある人々や高齢者など、すべての人が社会におけるサービスを利用できるようにすること 

伊藤亜紗(美学者)
松岡希代子(板橋区立美術館館長)
杉山明博(造形家・静岡大学名誉教授)
エレナ・トウタッチコワ(アーティスト)
華雪(書家)
ホセイン・ゴルバ(彫刻家)
柳田邦男(ノンフィクション作家)

第一章 オメロ触覚美術館との出会い
第二章 日本における触察による美術鑑賞の歴史
第三章 イタリアの美術館におけるアクセシビリティと日本への影響
第四章 見える人にとっての、感覚をひらくことの大切さ
第五章 ユニバーサルな社会へと向かうために
◇美術館リスト

岡野 晃子(おかのこうこ)
キュレーター・ドキュメンタリー映画監督。バンク・ストリート教育大学博物館教育研究科修士課程、コロンビア大学大学院美術および美術教育研究科修士課程修了。イタリア・マチェラータ大学メディア、芸術、文化アクセシビリティ研究科修士課程修了。ヴァンジ彫刻庭園美術館にて「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」、「すべての ひとに 石がひつよう目と、手でふれる世界」(日本展示学会賞受賞)などを企画。
視覚にとどまらない感覚による美術館教育の可能性を研究しており、その一環として、ドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」を制作。