2018年9月6日

 時々、趣味で考えつくことをやります。本日午後、立命館大学国際平和ミュージアムを訪ねるのですが、そのうち、「世界の平和博物館を訪ねる旅」をやりたくて、そのご相談です。

 立命のミュージアムの名誉館長をしている安斎育郎先生のホームページを見ると、リンク先の海外の平和博物館がこんなにあります。

National Museum of Australia Canberra
Franz Jagerstatter House St. Radegund
Austrian Peace Museum Project, Schlaining
International Esperanto Museum, Vienna
First Austrian Peace Museum Wolfsegg
The World Centre for Peace, Freedom and Human Rights
Caen Memorial
Anti-War Museum, Berlin
Museum “Haus am Checkpoint Charlie”, Berlin
Bridge at Remagen Peace Museum
Gandhi Smarak Sangrahalaya Ahmedabad
National Gandhi Museum and Library, New Delhi
Gandhi Memorial Museum Madurai
International Museum of The Red Cross, Castiglione
Anne Frank House Amsterdam
Netherlands Institute for War Documentation
Peace Palace and Library The Hague
Narvik Peace Centre
Nobel Peace Prize Museum Project, Oslo
International Red Cross and Red Crescent Museum, Geneva
League of Nations Museum Geneva
National Peace Museum Project, Bradford
Imperial War Museum London
Peace Observatory Programme
Sword Into Plowshares Peace Center and Gallery, Detroit
National Civil Rights Museum (at the Lorraine Motel)
The Peace Museum, Chicago
Prairie Peace Park, Lincoln
International Museum of Peace and Solidarity, Samarkand

 ヨーロッパが中心のようですが、アメリカも複数あるし、アジアもインドやウズベキスタンにあるようですね。ツアーを組むとすると、最低でも3回が必要ですね。全部を訪ねるとすると、ヨーロッパだけで3回かなあ。

 でも、目的が鮮明で、訪問先と深い交流ができるから、きっと評判のツアーになると思います。これが本として結実するかどうか、まだ分かりませんけど。

 明日の午前はバルセロナとロッテルダム、ベニスの旅のご相談です。これは明確に本と結びついていて、観光都市京都をどうしていくのかという問題意識で両方を企画します。

 現在、京都では外国人客の急増で、いろいろ問題が起きています。毎日片道30分かけて徒歩で出勤するんですが、その途上、どんどんホテルが建設されていて、多くは、いわゆる民泊用です。「ホテル用地を探しています」という看板もよく見かけます。このかもがわ出版の土地も、いま中国資本に売ったら高いだろうなと思わせる。

 バルセロナって、そういう経験をしているんですね。それで外国人客の総量規制に乗り出したそうです。ちょうど、バルセロナを専門的に研究している先生が今月から留学されたということで、来年初頭にツアーを組むと、現地のそういう状況がよく勉強できるんじゃないでしょうか。

 そうしたら、来年春に統一地方選挙を闘う候補者の方とかが、こぞってツアーを申し込んでくれるかもしれません。そして、そこで学んだことを材料にして、来年中に京都とバルセロナの観光問題で本をつくり、再来年初頭の京都市長選挙に間に合わせようというもくろみです。

 さて、どうなるか。乞うご期待です。