2018年9月21日

 昨日、久しぶりの出勤で、たまっていた仕事をひーこらこなしているうちに、ブログ書くのを忘れていました。まあ、こんなこともあるでしょう。

 世の中では、いろんな大きな出来事がありますよね。だけど、どれも評価を断定することが難しいことばかり。

 朝鮮半島の南北首脳会談にしても、南北間で緊張緩和のいろんな措置で合意したことは大事だと思います。是非、実現してほしい。

 だけど、過去、南北間の合意はいろいろあったんだよね。だけど、どれもやがては崩壊していきました。

 文在寅大統領が平壌を訪問したことも肯定的に捉えています。だけど、自分的に言うと、金大中大統領が訪問したときのほうがずっと衝撃的で、期待を持っていたように思います。

 当時、このことをきっかけに、「北東アジアで平和の激動が始まった」として、「もう軍事力の時代ではない」「自衛隊なんか必要ない」と確信するにいたった野党政治家もいました。その結果、自衛隊問題を克服するのに、どんなに時間がかかったことか(まだまだ克服とは言えませんが)。今回、同じようなことにならないか、私としてはかなり心配しながら見ています。

 自民党の総裁選挙の結果だって、どう見るか、複雑だと思います。石破さんの善戦を「国民世論の反映」と前向きに捉えるむきもありますが、果たしていいんでしょうか。

 いや、私自身は、石破さんを安倍さんよりも肯定的に捉えています。慰安婦問題をはじめとする歴史認識問題でも、よく知られてはいないけれど、考え抜いた対応をしています。

 だけど、国民の「石破像」というのは、9条2項の廃棄を主張していることも含め、「安倍さんより右」というものでしょう。その石破さんの善戦を「国民世論の反映」と捉えることは、国民は「安倍さんより右」の政治を望んでいるということにならないのでしょうか。

 まあ、そこではなくて、石破さんの「地方創生」の主張などが「国民世論の反映」だというなら、理解できないではありませんが。少しはね。

 さて、いずれにせよ、秋は改憲が課題ですね。頑張らなくちゃ。