東アジアの国家暴力と人権・平和

東アジアの国家暴力と人権・平和

著 者

徐 勝

ISBN

978-4-7803-0472-5 C0036

判 型

A5判上製

ページ数

292頁

発行年月日

2011年11月

価 格

定価(本体価格3,000円+税)

ジャンル

平和・平和教育

東アジアにおける重大な人権侵害、とりわけ国家暴力による人権侵害とその回復、同地域における和解と平和に関する論文12篇を収録。立命館大学コリア研究センター長時代の論考の集大成。

1部 東アジア国家暴力と人権
 第1章 「東アジアの国家暴力―韓国、台湾を中心に」『法と暴力』
 第2章「台湾「戒厳時期叛乱曁匪諜不當審判案件補償條例」の研究
 第3章「済州四・三事件から見た大量虐殺事件の清算と和解
2部 朝鮮半島と東アジアの平和
 第4章 「韓日新時代」論考―金大中政権の対日政策」
 第5章 「双勝と慈悲―朝鮮半島における和解・協力・統一
 第6章 「日本の国家主義、韓国の民族主義小考
 第7章 日韓新時代」再論
 第8章 韓中高句麗認識論争の認識
 第9章 済州島海軍基地設置反対運動を通して見る韓国の平和運動
補 論
 第10章 開発と人権―東北アジアの場合
 第11章 韓国の政治犯と思想転向制度
 第12章 五年六月靖国裁判意見書

徐 勝
1945年、京都府生まれ。立命館大学法学部教授、同大学コリア研究センター長、日本平和学会理事。

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