内容
スポーツと社会の今と未来を考えよう!
オリンピック・パラリンピックの理念・歴史から、スポーツとナショナリズム、ジェンダー、開催費、社会的排除などの問題まで、データをもとに、明確な事実を示し、スポーツと社会のあり方を考えます。
子どもからオトナまで、メガ・スポーツイベントに?の人も、!の人も、読めば考えさせられ、語りたくなる1冊。
〈小学5年以上の漢字にふりがなつき〉
目次
Q1 オリンピックってなんだろう?
- 古代と現代をつなぐ聖火リレー
- オリンピック休戦
- オリンピックの根本原則
- 冬季オリンピックのはじまり
Q2 第1回アテネは9競技、32回東京大会は何競技?
- かつてあった、今はない競技
- フィギュアスケートは「図を描く」競技?
- 「スポーツ」ってなんだ!?
Q3 パラリンピックのほうが数が多いものって何?
- パラリンピックだけはない、多様な障害に合わせたスポーツ大会
- 体育館が使えない?
Q4 100m走の世界記録、昔と今はどうちがう?
- 現代の選手は楽をして記録を出している?
- 世界記録は誰のもの?
Q5 ドーピングって何?
- ドーピングの定義
- パラリンピックとドーピング
- 選手が自分を守るには? スポーツ仲裁裁判所の役割
Q6 参加国・地域の数から何がわかるだろう?
- 日本が参加できなかった大会
- ニュージーランドはなぜ南アとスポーツ交流をしたの?
- 会議の進め方を変えて採決
- 勝つためなら、許される?
Q7 オリンピックは国と国との競争じゃないの?
- オリンピック旗を掲げて参加した選手たち
- 国籍変更する選手たち
Q8 ふたつの折れ線グラフが示すものは?
- オリンピックの報道は男女平等?
- 花束を渡すのは女性の仕事?
- 性別は2つだけ?
Q9 大会を開くにはいくらかかるの?
- たくさんのお金をかけて注目されてきた歴史
- 開催に反対する理由とは?
Q10 小学生はオリンピックに出られるの?
- 小学生でも出られた時代があった
- パラリンピックにも年齢制限はあるの?
- 広がる「スポーツは権利」の考え方
- 「子どもたちを図書館へ」
- オリンピックとどう向きあう?
Q11 オリンピックのレガシー(遺産)とはなんだろう?
- 旧競技場のそばで起こったこと
Q12 未来のオリンピック・パラリンピックはどうあったらよいだろう?
- 多様な参加をもたらす? eスポーツ
- ユースオリンピック競技大会の挑戦
著者プロフィール
坂上 康博 サカウエヤスヒロ
一橋大学大学院教授
□□分担執筆者□□
阿部武尊(一橋大学大学院)
岡本純也(一橋大学経営管理研究科准教授)
尾崎正峰(一橋大学社会学研究科教授)
川田幸生(一橋大学大学院)
黒須朱莉(びわこ成蹊スポーツ大学講師)
坂なつこ(一橋大学社会学研究科教授)
鈴木直文(一橋大学社会学研究科教授)
鈴木楓太(早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員)
冨田幸祐(日本体育大学オリンピックスポーツ文化研究所助教)
中村英仁(一橋大学経営管理研究科准教授)
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