2017年5月11日

 今週、「国連核兵器禁止条約の意義と課題」というようなタイトルの本づくりに取り組んでいます。先月、原水爆禁止世界大会起草委員長の冨田宏治さんに講演していただき、それをベースにまとめるものです。

 でも、この条約が国連の会議で採択されるのは、7月7日の予定なんです。一方、それを今年の原水禁世界大会で発売したいんです。しかも、7月28日には冨田さんの講演会が神戸であるということで、それに間に合わせろという催促もあります。

 ということで、いま、必死で作業中。まだ条約ができていない時点で講演したものを、条約ができた前提での本にするというのは、それだけでもアクロバチックですよね。しかも、時間がないなかで、綱渡りなんですから。

 で、何が言いたいかというと、ブログの記事を書く余裕がありません。ということで、本日は、『抑止力のことを学び抜いたら、究極の正解は「最低でも国外」』の書店向けのチラシをご紹介します。

抑止力販促-2

 このお二人に対談してもらいたいというのは、ただ、7年前の因縁があるからでした。鳩山さんが抑止力発言でこけて、それを柳澤さんが批判して論壇デビューするという因縁です(弊社から本も出して)。
 
 でも、対談してもらって、その因縁を超えた中身になったと思います。もちろん、普天間基地の問題が出発点なんですが、抑止力と日本の平和、抑止力と日米安保、さらには森友学園と安倍政権論、野党のあり方、トランプと世界のことなど、本当に新鮮な見方で語られています。

 もうほとんどできているんですけど、発売は7月10日予定です。営業とか、その他の準備に力を入れるものですから。まだ書店に並んでない本を抱えて、発売前の沖縄にも行って、いろいろ仕掛けてこなければならないし。