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子どもの貧困とライフチャンス

イギリスの政策と議論に学ぶ

子どもの貧困とライフチャンス

イギリスノセイサクトギロンニマナブコドモノヒンコンライフチャンス

著 者
子どもの貧困アクショングループ:編
松本 伊智朗:監訳・松本 淳:訳
ISBN
978-4-7803-1189-1 C0036
判 型
A5判
ページ数
224頁
発行年月日
2021年11月 
価 格
定価(本体価格2,200円+税)
ジャンル

※未刊のため、ご注文はもうしばらくお待ち下さい

内容

「ライフチャンス」が、貧困をなくすのか?
貧困解決が「ライフチャンス」を改善するのか?
日本が子どもの貧困対策を学んできたイギリスでは、労働党政権下、超党派による「子どもの貧困法2010」が制定され、2020年に子どもの貧困率を10%以下とする具体的目標が明記されました。しかし、政権交代などにより、政策と議論は貧困から「社会移動」に移り、子どもの貧困法は後退し、「ライフチャンス法」へと模様替えをしています。
削減目標も達成されず、子どもの貧困が増加している現在、市民団体「子どもの貧困アクショングループ」は、ライフチャンス改善のためにも、子どもの貧困解決に取り組む必要があると訴えます。
日本の次の子どもの貧困対策法・大綱見直しは、2024年。子どもの貧困対策法制定以来、貧困の世代間連鎖を断つことに主眼がおかれてきた日本にとって、さらには、コロナ禍で困窮と格差を深める世界と子ども・家庭にとって、本書で示される議論や政策・指標案は、多くのヒントとなることでしょう。
人生と生活(ライフ)は、数々のめぐりあわせ(チャンス)。どんなめぐりあわせでも、貧困と不平等から守られる社会をつくる。

目次

1
ライフチャンスという考え方
2
所得を抜きにライフチャンスが語れないわけ
3
家庭構造、家庭環境、ライフチャンス
4
幼児期への施策と子どものライフチャンス
5
学校の内と外 子どもたちの教育に対する貧困の影響
6
健康、ウェルビーイング、発達のために十分な生活標準
7
子どもたちのメンタルヘルスと貧困とライフチャンスと
8
住居・住環境と子どものライフチャンス
9
不安定な「移行」、先の見えない労働市場、若者のライフチャンス
10
「生まれ」と「運命」を結ぶ鎖を断ち切る
11
ライフチャンスを測定するには?
12
ライフチャンスを改善する戦略はどんなものになるだろう?

著者プロフィール

子どもの貧困アクショングループ Child Poverty ActionGroup(CPAG)

1960年代からイギリスの社会保障の権利運動を牽引してきた市民団体。子どもの貧困の予防・解決のための啓発や調査研究、政策提言、支援者のためのトレーニングなどに取り組む。
すべての子どもが経済困難のない子ども時代を楽しみ、誰もが公正・平等に人生のチャンスを得られる貧困のない社会を目指す。

松本 伊智朗 マツモトイチロウ

北海道大学大学院教育学研究院教授。貧困研究、教育福祉論。北海道子どもの未来づくり審議会会長、札幌市子ども子育て会議児童福祉部会長、社会保障審議会専門委員、内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員等の公職のほか、反貧困ネット北海道代表、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人などの市民活動のも参加。

松本 淳 マツモトジュン

英語翻訳者

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