国と東電の罪を問う

国と東電の罪を問う

私にとっての福島原発訴訟 かもがわブックレット199

著 者

井上 淳一・蓮池 透・堀 潤・松竹 伸幸

「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団

ISBN

978-4-7803-0750-4 C0336

判 型

A5判

ページ数

64頁

発行年月日

2015年02月

価 格

定価(本体価格600円+税)

ジャンル

かもがわブックレット

3800人が原告となり、福島第一原発事故を起こした国と東電の責任を問う「生業訴訟」(「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟)
いよいよ2015年。裁判所による原発建屋等の現場検証が行われる可能性もあり、国と東電の責任が認められると予想される最終局面に入っていく。
そういう裁判を導くためにも、市民の間での関心の広がりが不可欠だ。裁判の進行に合わせ、浜矩子氏、白井聡氏、藻谷浩介氏などによる現地での講演会も予定され、支援の輪が広がろうとしている。
本書は、この生業訴訟の意義や内容を議論し、市民に伝えるために開かれたシンポジウムの記録である。

井上 淳一
脚本家・映画監督
 
蓮池 透
新潟県柏崎市生まれ。大学卒業後、東京電力に入社し、福島第一原発の保守管理などを担当。一昨年の退社時は原子燃料サイクル部部長。北朝鮮による拉致問題では、長く「家族会」の事務局長を務めたが、「制裁より対話を」という考えを批判され、除名される。
 
堀 潤
ジャーナリスト、元NHKキャスター
 
松竹 伸幸
編集・ジャーナリス、日本平和学会会員(専門は日本外交・安全保障論)、「自隊を活かす会(代表=柳澤協二)事務局長。1955年、長崎県生まれ。兵庫県立神戸高校卒、一橋大学社会学部卒。

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