学童保育指導員になる、ということ。

子どももおとなも育つ放課後

著 者

田中 一将・鈴木 瞬・中山 芳一

ISBN

978-4-7803-1270-6 C0037

判 型

四六判

ページ数

232頁

発行年月日

2023年03月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

保育・子育て

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学童保育指導員のしごとってなんだろう?実践現場と研太字究をつないでその魅力と課題に迫ります。
学童保育、それは学齢期の子どもたちや家庭の抱える問題が焦点的に現れる現場である。そのなかで問われている放課後児童支援員の仕事について、一人の指導員の20年のあゆみと、二人の研究者の分析から模索する試み。

第1章 学童保育指導員ってなんだ?(中山芳一)
第2章 学童保育に魅せられて ある指導員の20年(田中一将)
第3章 「学童の指導員になる」とはどういうことか(鈴木瞬)
第4章 放課後児童支援員として働く(鈴木瞬)

都会でスポーツインストラクターとして働いていた男性が、地元に帰り「子どもと関わる仕事がしたい」と選んだ学童保育所の指導員。入ってみると、過去の技術が役に立たず、落ち込む日々。子どもたちや保護者が遠慮なくぶつけるメッセージにたじろぎながらも、夜のバイトを掛け持ちしながらでもこの仕事を続けたいと思うその「魅力」とは。ライフヒストリーと教育研究・専門性研究などを結合することで明らかにしていきます。

田中 一将
1976年生。滋賀県湖南市菩提寺学童保育所みちくさクラブ代表主任支援員。
 
鈴木 瞬
1985年生。金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授。
 
中山 芳一
1976年、岡山県岡山市生まれ。約9年間の学童保育指導員経験をふまえて保育実践の研究を進めている。目指すところは、実践と研究と運動の三位一体による学童保育の総合的な質の向上。 現在は、岡山大学全学教育・学生支援機構准教授、日本学童保育学会理事・事務局長、(特非)日本放課後児童指導員協会副理事長、(一社)子ども學びデザイン研究所所長など。

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