ヒバクの島マーシャルの証言

ヒバクの島マーシャルの証言

いま、ビキニ水爆被災から学ぶ かもがわブックレット149

著 者

安斎 育郎・竹峰 誠一郎

ISBN

978-4-87699-801-2 C0336

判 型

A5判

ページ数

64頁

発行年月日

2004年03月

価 格

定価(本体価格571円+税)

ジャンル

かもがわブックレット

アメリカのビキニ水爆実験で被災したマーシャル諸島の現状を報告し、ビキニ被災50周年の年に、人類は何を学ぶべきかを問いかける。

第1部 いま、ビキニ水爆被災事件を学ぶ
 あらためて「ビキニ水爆被災事件」とは?
 えっ、第二次世界大戦五回分?
 子のしぐさ「ビキニの雨だ毛がぬけた」
 ビキニとかけてニキビと解く?
 怒りに立ち上がる人々
 激しさ増す核兵器競争
 第五福竜丸の数奇な運命
 ラッセル=アインシュタイン宣言
 核兵器で平和はこない
第2部 マーシャル諸島の「あの時」、そして「いま」
 はじめに…ビキニ水爆被災とマーシャル諸島のヒバクシャ
 マーシャル諸島の人々の暮らし
 ビキニ水爆被災、「あの時」マーシャル諸島では
 ビキニ水爆被災から五〇年、マーシャル諸島の「いま」
 核被害と立ち向かう現地の人々
 おわりに…マーシャル諸島のヒバクシャが問いかけるもの
文献紹介

安斎 育郎
1940年、東京生まれ。東京大工学部原子力工学科卒業。工業博士。
現在、立命館大学国際関係学部教授、同大学国際平和ミュージアム館長、Japan Skeptics会長、日本平和学会理事、原爆忌全国俳句大会実行委員長なども務める。手品のテクニックを使って不思議な現象を再現する講演・講義が人気を博す。 (2005年6月現在)
 
竹峰 誠一郎
1977年生まれ、和光大学卒、現早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程在学中、国際関係学専攻、西川潤教授の「国際平和と人権」ゼミ所属。
1998年からマーシャル諸島のヒバクシャ問題に一貫して取り組む。

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