2015年8月8日

 NHKの全国放送を見ていると、猛暑の筆頭に出てくるのが群馬で、京都や大阪も名前はあるけれど、そういえば九州のことは聞かないなと思って、少しは期待してました。見事に裏切られています。

 まあ、この炎天下、昨日はずっと外にいましたから、仕方ないんですけどね。夜は、生ビールを2杯、いっきょに干してしまいました。

 とってもブログを書く気にはなれないんですけど、安倍さんががんばっているので、黙ってもいられない。広島で非核三原則に言及しなかったり、歴史談話は閣議決定すると宣言したり、意気軒昂とはこういうことをいうんでしょうね。

 要するに、安倍さんは、本音を堂々といいたい。有事にはアメリカに核兵器で守ってもらうんだから、その時、その核を日本の領海にもってくるなとはいえないだろうとか。日本の過去は批判されるけど、欧米こそが侵略の先輩だろうとか、虐殺した数では共産中国も負けないだろうとか。

 言動の端々(というほどかすかなものではないけれど)にそれが見え隠れするから、お仲間の議員が堂々と本音をいって、世論のひんしゅくを買う。だけど、「首相は本当はボクのことを支持してくれてる」という確信があるので、悪びれない。

 世論調査で支持率は下がり、岩手の県知事選挙なんかでも敗北が必至。だけど、野党が分裂する国政選挙ではきっと盛り返すぞ!。そんな心理状態でしょうかね。

 って、安倍さんの心理状態を解説しても仕方ないんですけど、要は仕事です。こちらにいる間に『安倍談話の裏表』の大半は書き上げるつもりです。

 似たような言葉でも、スタンスが違うと、響方が違うことって、ありますよね。欧米こそが侵略の先輩だろうってことも、それ自体は事実。それを、だから君たちには批判する資格がないというスタンスで発言するのか、自分たちはこんなに反省してそれが世界に認められているのだから、君たちも同じ道を進めばいいのかというスタンスに立つのか。

 そのあたりが分かるような本にしたいと思います。さすがに、英語、中国語、ハングルで発信することはできないでしょうけど。だけど、「自衛隊を活かす会」の提言は、この3言語で発表してるんですよ。中国語なんか、繁体字と簡体字の両方です。関心があったら、ホームページをご覧ください。