2015年8月4日

 「さよなら安倍政権」シリーズですが、すでに3冊が出ています。柳澤協二『新安保法制は日本をどこに導くか』、友寄英隆『アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲』、河村健吉『アベノミクスと年金格差』

 次に出てくるのが、村田武『日本農業の危機と再生』で(8月刊)、その次が私の『安倍談話の裏表』(9月刊)。ここで5冊。6冊目は、超著名な9人の著者の手になるもので(といっても特定の政党紙中心に読んでいる人には著名ではないかもしれませんが)、原稿はほとんど集まっています。乞うご期待。

 で、本日は、7冊目の相談で、名古屋に行ってきました。教育問題。といえば、誰だか分かりますよね。年内には出ると思います。

 いろいろ勉強することがありました。安全保障問題をやっていると、安倍さんが、それまでの自民党の路線さえ転換する新しい地点をめざすものだから、そういうことをやるのが安倍さんだと位置づけることが可能ですよね。70年つづいた憲法解釈さえ転換できる。

 だけど、教育というような問題になると、いくら安倍さんといえども、そう簡単ではない。いえ、もちろん、安倍さんがいろいろやっていることは事実なんですけど、過去と断絶したまったく新しいことをやろうとしているとまではいえない。

 そのあたりのことが重層的に分かる本になればいいなと思います。私もこれをきっかけに勉強します。

 ところで、昨日のブログで、「自衛隊を活かす会」の先月末のシンポをニコニコ動画で見た人を2500人程度と書きましたが、一桁違いました。28000人とのことです。すごいですね。

 今週は、毎年恒例ですが、6日から原水禁大会に本を売りに行きます。毎年、炎天下の商売は苦しいんですけど、今年はさらにすごそうですね。9日に終了したあと、自分の本を書く作業に集中するため、お休みをとったりします。そのため、ブログを連日書くのは難しいと思います。ご容赦下さい。